私は普段、仕事用のGitユーザ、プライベート・勉強用のユーザを使い分けています。
1つのPCでそれぞれを管理しているので、プロジェクトを作成したりリモートから持ってきた際はまず最初にGitのユーザの設定をします。
ユーザを変更する方法は2つあるので、それぞれの違いと使い分けを紹介します。
Gitユーザ変更方法
プロジェクトのユーザのみ変更する方法
リモートからプロジェクトをローカルにチェックアウトした際や、新しく作成したプロジェクトのGitのユーザを変更したい際に叩くコマンドです。
git config --local user.name ユーザ名
git config --local user.email メールアドレス
Gitの設定ファイルはsystem、global、localの3種類あるので、必要に応じて書き換えてください。
基本的には–localで個別に変えると思います。
設定ファイルについてはGitの設定ファイルの種類と場所(system, global, local)(外部サイト)参照
すでにコミットした分のユーザを変更する
ユーザを変更する前にコミットしてしまった際に叩くコマンドです。
これをすれば以降ローカル(やコマンドのオプションに応じた)のユーザ自体も変更されます。
こちらはcommiter、author両方を設定する必要があります。
git config --local user.name ユーザ名
git config --local user.email メールアドレス
git commit --amend
git commit --amend --author="ユーザ名 <メールアドレス>"
git rebase --continue
git push -f origin ブランチ名
ただし-fオプションは複数人作業のプロジェクトでエラーとなる裏ワザみたいなので、自分だけが作業しているプロジェクトのみに限定して使いましょう…