7つの習慣 解説記事の第三弾です。
第二の習慣は、自己リーダーシップの習慣です。
目的を持って物事に取り掛かることの大切さについて、改めて考えさせられる内容となっています。
成功というゴールにたどり着くには、その成功を具体的に見据えなければなりません。
そして正しい道をたどることが、成功にたどり着くために必要となります。
目次
目的地に迷わずたどり着くための準備
何事も最初が肝心
人生には様々な選択肢があります。
その選択肢からどれを選ぶかは、自分で決めなければなりません。
これは、第一の習慣と通じるところがありますね。
人生の選択肢は様々で、それらは全て自分で選ぶことが出来ますが、選んだ後の結果は自分で決めることが出来ません。
例えるなら、はしごをかける壁は選べても、上り始めたらもうゴールは決定しているのです。
そのはしごを上りきるか、途中で諦めるかの違いしかありません。
間違った壁にはしごをかけてしまうと、上りたかった屋根にたどり着くことが出来ません。
思っていたのと違う屋根に上った場合は、一度そこから降りて、またはしごをかける壁を選ばなければいけません。
そうならないためにも、きちんとゴールを見定めて、自分の未来の姿を具体的に想像して、道筋をたてて物事に取り掛かりましょう。
目的を達成するには正しい地図が必要
たいていのことは壁にはしごをかけたときのように、まっすぐ進むだけで目的地にたどり着くことはありません。
何かを始めたら終わるまで、正しい道順をたどる必要があります。
そのために必要なのが、正しい地図です。
もし、今目指している場所が東京ドームなのに、手にしている地図がディズニーランドを指していたら、ディズニーランドには行くことができますが、東京ドームに行くことはできません。
また、ディズニーランドから東京ドームまでの地図があったとしても、家から東京ドームに行く正しい道を知ることが出来ません。
目的地にたどり着くためには、今いる場所から目的地までの正確な地図が必要なのです。
人生の地図は、正しい道順を知っている人に教えてもらったり、良い本を読んだりしながら、自分の中で作り上げていくものです。
その地図が正しいか、はしごをかける壁が正しいか、それらを客観的に見て自分自身を目的地まで誘導することを、自己リーダーシップと言います。
人生の地図を目に見える形で持てるミッション・ステートメントを書こう
ミッション・ステートメントとは、自分の人生の目的を表すものです。
信念やモットーのように、文章化していつでも見ることが出来ます。
ミッション・ステートメントの作り方については、フランクリン・プランナーのサイトが説明していますので、読んでみてください。
要は、会社に社訓があるように、学校に校訓があるように、個人にも指針となる文章化された何かがあるといいということです。
その何かを、7つの習慣でミッション・ステートメントと呼んでいるのです。
ミッション・ステートメントは、人生の旅の中で地図とコンパスの役割を果たします。
なりたい自分の姿をいつでも思い出すことが出来、そのために何を意識して何をすべきかを確認することが出来るものです。
ふいに壁にぶつかったときや選択肢に迷ったとき、きっとミッション・ステートメントが進むべき道を示してくれるでしょう。
価値観というものをはっきりと文章として読むことが出来るようになる。
良いミッション・ステートメントを一度完成させれば、それは強い味方となって人生を導いてくれるでしょう。
第二の習慣 まとめ
いかがでしたでしょうか。
第二の習慣で、具体的に成功への道筋を立てる段階に入りました。
今後、第三から第七の習慣を学ぶことで見えてくるものが変わる分、今決めた道筋が後々別のものに変わっていくことが考えられます。
何度も思考と試行を繰り返していれば、いずれ正しい地図と正しい道を見つけ出すことができます。
あなたも是非、自分だけのミッション・ステートメントを作成し、成功への道筋を明確にしてみてくださいね。