Windows 10の更新をしたらVMのホストオンリーアダプターが消えてしまった際の対応


先日、Windows10のアップデートがあり、会社で使っているPCが更新されました。
その際、Oracle VM VirtualBoxでいつも起動しているVMが立ち上がらなくなり途方にくれました…。
DBサーバを仮想サーバに置いて開発していたので、こちらがつながらないと何もできなくなってしまいます。

エラーメッセージは以下の通りです。

Interface ('VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter') is not a Host-Only Adapter interface

ネットワーク設定をホストオンリーアダプターにしていたのですが、どうやらここら辺がWin10アプデでおかしくなってしまった模様です。

いくつかのサイトを参考にしましたが解決はせず、結局偶然操作したアレコレのおかげで立ちあげることができましたので、備忘録を兼ねて記しておきます。

VMのネットワーク設定の確認から起動可能にするまで

VMの設定の確認

ひとまずVMの設定を確認してみます。
VMを右クリック -> 設定 -> ネットワーク -> アダプター1
こちらの割り当てが「ホストオンリーアダプター」で、名前が「未選択」となっていることを確認。
これじゃつながりませんね…

一旦設定ダイアログを閉じます。

環境設定の確認

ファイル -> 環境設定 -> ネットワーク
ここに「ホストオンリーネットワーク」のタブがある前提で大体のサイトが記事を書いていらっしゃるのですが、自分の環境にはホストオンリーネットワークのタブがない…!

これは困ったことになった、と色々触りつつググりつつで偶然たどり着いたのが以下。

Host Network Managerの設定

ファイル -> Host Network Manager
ここで「作成」を押したところ、VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter #2 が追加されました。
DHCPサーバのチェックボックスにチェックを入れダイアログを閉じ、
VMを右クリック -> 設定 -> ネットワーク -> アダプター1
にて「名前」で「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter #2」を選んで、VMを起動したところ…

無事立ち上がりました!

これにて一件落着なのですが、今後もおそらく同様の現象に悩まされることになると思うと気分が重くなりますね。


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[ Windows 10の更新をしたらVMのホストオンリーアダプ... ]IT2017/12/11 14:30